祥伝社-恋ばかりしていた―特集

祥伝社-恋ばかりしていた―特集祥伝社-恋ばかりしていた―特集
  • 恋ばかりしていた恋ばかりしていた
    恋ばかりしていた
    原田梨花 / 祥伝社
    パリに行くのが夢だった、パリに住むのが夢だった――二十歳の亜希は、両親の離婚を機に憧れのパリ留学を果たす。アパルトマンで同じ留学生きよみと共同生活を始めたが、たった2か月で、恋人と同棲すると言ってきよみは部屋を出てしまう。新たなルームシェア相手を探し始めたが、現れたのは、初対面のときベトナム人のふりをした第一印象最悪の日本人男性トモヒコ。そんなの絶対にお断り、のつもりだったが……。2年間の休暇を、友人と元彼が住んでいるパリで暮らすことにした寿子。年下の恋人から逃げてきた、亜希の叔母、今日子。それぞれのパリ暮らしを描いた連作「comme ca」(コムサ/こんな感じ)に加えて、短編2本を収録した恋愛傑作選! ※朝日ソノラマより刊行された文庫を再編集したものです。
  • もうきみを愛していないもうきみを愛していない
    もうきみを愛していない
    原田梨花 / 祥伝社
    ずっと一緒にいるなら、よく顔が見える人がいい――結婚式を間近に控え、新居への引っ越し準備中に見つけた、元彼セレクトのMD。久しぶりに聞いてみれば、流れる曲に失くした恋の感傷があふれ出す。本当に好きだった、たぶん誰よりも一番好きだった人。でも、私が結婚するのは別の人。忘れることはできないけれど、今ではもうこんなに遠い人……(第1話:4380日の花束より)。大人の男女の様々な愛の『距離』を描く7作品を収録! ※扶桑社より刊行された文庫を再編集したものです。
  • 虹のクオリア虹のクオリア
    虹のクオリア
    原田梨花 / 祥伝社
    愛する妻と一人息子のためにバリバリ働く証券マン・雅(みやび)は、数字に色がついて見えるという特異体質の持ち主だった。数字の連なりは綺麗な虹色のグラデーションを描くのだ。仕事も家庭も順風満帆、幸せな毎日を実感する雅だったが、父親の死の知らせから運命の暗転が始まる。父親の死に落ち込む雅に突然の離婚を突き付ける妻。一人息子も引き取られ、孤独の中に落ちた雅は仕事を辞め、その日から数字も色を失った。そんなとき、父親の知り合いだという人物が、案内したい場所があると訪ねてきた。なんとそれは父親が残した探偵事務所だった!灰色の世界で、雅は第2の人生を歩み出す――。 ※扶桑社より刊行された文庫を再編集したものです。