大賞に輝くのは…?第21回手塚治虫文化賞、最終候補8タイトルが決定

朝日新聞社が主催する、第21回手塚治虫文化賞のマンガ大賞最終候補作品が発表された。

候補作は梅田阿比「クジラの子らは砂上に歌う」、野田サトル「ゴールデンカムイ」、高浜寛「SAD GiRL」、雲田はるこ「昭和元禄落語心中」、丹羽庭「トクサツガガガ」、大月悠祐子「ど根性ガエルの娘」、くらもちふさこ「花に染む」、星野之宣「レインマン」の8タイトル。2016年に刊行された単行本を対象に、専門家や書店員の推薦をもとに選考委員の投票で選出された。結果は4月下旬に朝日新聞紙面で発表される予定で、5月31日には東京・浜離宮朝日ホールにて贈呈式が行われる。

手塚治虫文化賞ではもっとも優れた作品に与えられるマンガ大賞のほか、清新な表現に与えられる新生賞、短編・1コマ・4コママンガなどを対象とした短編賞を設置。第20回のマンガ大賞は一ノ関圭「鼻紙写楽」、あずまきよひこ「よつばと!」が受賞した。なお今回より新たな選考委員として、作家の桜庭一樹が参加している。

(2017/2/23 05:00)

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