売られた先は人殺し専用の定食屋、平山夢明×河合孝典「ダイナー」1、2巻同発

平山夢明原作による河合孝典「DINERダイナー」の単行本1、2巻が、本日1月19日に同時発売された。

同作は第28回日本冒険小説協会大賞と第13回大藪春彦賞を受賞した、平山によるノワールアクション小説「ダイナー」を原作とした物語。毎日を死んだように生きていた25歳の女性・大場加奈子は、ある日小銭欲しさから危険なバイトに手を出し、ヤクザたちに殺されかけてしまう。すんでのところで、謎の男・ボンベロにその身を買われたカナコは、殺し屋専用の会員制ダイナー・キャンティーンでウェイトレスとして働くことに。皿の置き方ひとつで命を取ろうとする客も訪れるというキャンティーンで、死と隣り合わせの日々を送ることになるカナコの数奇な毎日が描かれる。

同作は週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中。なお単行本2巻の帯には「鮮烈のノワールアクション、映像化企画進行中!!!」との告知も掲載されている。

(2018/1/19 22:50)

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