氷室冴子特集ムックに「ライジング!」藤田和子、「ジャパネスク」山内直実ら

「なんて素敵にジャパネスク」「海がきこえる」などで知られる小説家・氷室冴子を特集するムック本が、本日8月28日に河出書房新社の文藝別冊シリーズより刊行された。

同書では歌劇団を描いた演劇マンガ「ライジング!」で氷室とタッグを組んだ藤田和子、「なんて素敵にジャパネスク」をはじめ氷室作品のコミカライズを多数手がけてきた山内直実らへのインタビューを掲載。「海がきこえる」の挿絵を担当し、同作がアニメ化された際にも作画監督として作品に携わった近藤勝也は、氷室との出会いや、アニメ制作の裏話について語っている。「銀の海 金の大地」で挿絵を担当した飯田晴子は、「氷室先生とコバルト文庫時代の私の話」というタイトルのエッセイマンガと「銀の海 金の大地」のイラストを寄稿。ほかにも氷室の過去のインタビューや対談、短編やエッセイなどが収められた。

(2018/8/28 16:52)

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