オリジナルアニメ「キャロル&チューズデイ」の第1弾キービジュアル、予告CM、放送情報などが解禁された。
ボンズ20周年とフライングドッグ10周年の記念作品として、2019年4月よりフジテレビの「+Ultra」枠にてオンエアされる「キャロル&チューズデイ」は、総監督を渡辺信一郎、キャラクター原案を窪之内英策、音楽をフライングドッグが担当するアニメ。人類が火星に移り住んだ未来を舞台に、首都・アルバシティで働きながらミュージシャンを目指す少女・キャロルと、地方都市・ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと願うも誰にも理解されずに過ごす孤独な少女・チューズデイが描かれる。
第1弾キービジュアルには、キャロルがキーボード、チューズデイがアコースティックギターを奏でる姿を描写。本作はシンセサイザー・キーボードブランドのNordと老舗ギターメーカー・ギブソンとのコラボレーションが決定しており、キャロルのキーボード、チューズデイのギターにはそれぞれNord、ギブソンのロゴが描かれた。さらに本編の音楽をカナダ人アーティスト・Mockyが担当することも伝えられた。
渡辺信一郎(総監督)コメント
「キャロル&チューズデイ」について
音楽をネタとして扱うんじゃなくて、音楽そのものをテーマとした作品を作りたいということ。それは、音楽に対する清冽な思いであり、濁りなき衝動であってほしいということ。それを表現できるのは、きっと大胆で未熟で恐れを知らない17歳の女性たちだろうということ。
そんな事を思ってたとこに、ボンズの南雅彦さんとフライングドッグの佐々木史朗さんに声をかけられ、この作品を作ることになりました。
キャラクター原案に窪之内英策を選んだ経緯
企画案を書いた時、この作品のキャラクターはどういう絵にすべきかと考えあぐねました。それで、制作陣にブラインドでかなり沢山の人の絵を見せてもらった結果、たったひとつだけ、これならいけると思えたのが窪之内さんの絵でした。第二候補すらいなかったので、断られたらどうすりゃいいのという感じだったけど、受けてもらえてよかったです。
1番のこだわり
アニメーションと音楽をいかに融合させるかという事です。演奏シーンはもちろんですが、それ以外の部分でもいかに音楽的なアニメーションを作るか、いや音楽そのものであるようなアニメーションを作りえるか、それを日々試行錯誤しながら作ってます。
窪之内英策(キャラクター原案)コメント
キャラクター原案に挑戦した感想
キャラクターデザインは脚本が出来上がる前のプロット状態から手掛けていて、人物像がハッキリ見えないままの手探り状態でした。
その状況でも心掛けたのは、脇役も含めてキャラクターそれぞれの人生の背景を感じさせること。
僕の場合、過去や生い立ちなど人物像をしっかり決めないとビジュアルが浮かんでこないので、勝手にイメージを膨らませてキャラクターを創りました。多少暴走気味だったかも(苦笑)
意気込みやメッセージ
1話目の脚本を読ませていただいた時、ワクワクが止まりませんでした。
火星の大都会を舞台に、キャロルとチューズデイの2人が唄声で紡ぎ出すシンデレラストーリー。
これからどんなステージで輝きを放つのか、僕もイチ視聴者として愉しみたいです。
オリジナルアニメ「キャロル&チューズデイ」
2019年4月よりフジテレビ「+Ultra」にて放送予定
Netflixにて全世界独占配信
スタッフ
総監督:渡辺信一郎
監督:堀元宣
キャラクター原案:窪之内英策
キャラクターデザイン:斎藤恒徳
音楽:Mocky
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:ボンズ
(c)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会