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黒博物館 ゴーストアンドレディ藤田和日郎 / 講談社ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…! 藤田和日郎の19世紀英国伝奇アクション超待望の第2弾、ここに開幕!!
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黒博物館 スプリンガルド藤田和日郎 / 講談社19世紀・ヴィクトリア朝初期のロンドンで、女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生。現場では、高笑いしながら跳び去る怪人の姿が目撃されていた。3年前、夜道で女性たちを驚かせたという「バネ足ジャック」が殺人鬼となって帰ってきたのか? 事件を追うロンドン警視庁の警部は、意を決してある「貴族」の館へ馬車を飛ばす……。『うしおととら』『からくりサーカス』の藤田和日郎、新境地。熱き活劇の名手が奏でる怪奇と冒険と浪漫の協奏曲(コンチェルト)!
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ダーティー・クライスト・スーパースター西山優里子 / 講談社NY(ニューヨーク)・ブロードウェイに、「最高のミュージカルアクター」と讃えられる日本人がいた。その悪魔のように魅惑的な歌声から「冥府の王(ハデス)」と呼ばれた彼は、ある日姿を消す。そして数年後。雪の東京にボロボロの男が一人、落ちていた――。『Harlem Beat』『ジャポニカの歩き方』の作者が「ミュージカル」に挑む! 「雨に唄えば」から「スーダラ節」まで、名曲が続々登場!!
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だんドーン泰三子 / 講談社龍馬が薩長同盟を仲介し、新撰組が御用改め、薩摩が英国に喧嘩を売った時代、幕末。その激動の歴史のド真ん中にひっそりと隠れて、しっかりと「仕事」をした男がいた。彼は「愛国者」か「裏切り者」か。『ハコヅメ』の作者が「日本警察の父」を描く、超本格幕末史コメディ!
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会社帰りのパ・ド・ドゥ瀬田ハルヒ / 講談社体力不足の35歳・小日向瞳(男)は、断れない性格。誘われるままにバレエの体験レッスンを受けたのだが、翌日は筋肉痛に。「やはり無理はやめよう」と思うが、会社の資料室で同僚の桜木ほのか(女)が踊る姿を目撃。心を動かされた瞳は、本気でバレエを踊りたいと思う。しかし、感動のあまり撮ってしまった「ほのかの踊る写真」が、ほのか自身に見つかり「盗撮」だときつく咎められることに……。大人男子の本気のバレエ物語開幕。
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山下和美音楽短編集 コンチェルト山下和美 / 講談社2大人気シリーズ『天才 柳沢教授の生活』『不思議な少年』から“音楽”をモチーフにしたエピソードをセレクト。収録作品は“教授”から「こころ」前後編と「メロディー」。 “少年”から「ベラとカリバリ」前後編。その他、読むと元気が噴き出る名作「ROCKS」や、作者が音楽と出会った少女時代を回想する描き下ろしエッセイ漫画「Bonus track」も収録! 同時発売『ノクターン』と2冊合わせてお聴きください。
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山下和美音楽短編集 ノクターン山下和美 / 講談社Y大学経済学部教授・柳沢良則の愉快な記録『天才 柳沢教授の生活』。時を超えて旅する謎の少年が見た「人間」の光と闇『不思議な少年』。2大人気シリーズから音楽がモチーフの傑作エピソードを集めました。『教授』から「夫婦の音色」「女王の帰還」「左手の贈り物」、『少年』から「THE MAN」「マリー・ロンドン」「鉄雄」、描き下ろしエッセイ漫画も収録。同時発売『コンチェルト』と2冊合わせてお聴きください。
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かさねと昴山田金鉄 / 講談社おもちゃの企画開発会社でグラフィックデザイナーをしている柴田かさね(しばたかさね)は、あることで悩んでいた。悩みの発端は、思いがけない事故で同僚の榎田昴(えのきだすばる)のお尻を触ってしまったこと…! 榎田のお尻の感触が、かさねの大好きなキャラクターの着ぐるみの感触と似ていて興味を持った。けれど、それと同時に、榎田に嫌な思いをさせてしまったんじゃないかという罪悪感が拭えない。榎田は「気にしてない」と言ったけれど、その表情はどこか怯えて苦しそうで…。もっと、きちんと謝らなければ!と強く思うかさね。一方で、榎田にはある隠し事があって――。