歌謡ショー「艶漢」開幕!ポップスから演歌まで、櫻井圭登らが艶やかに歌い踊る

尚月地原作による舞台「歌謡倶楽部『艶漢』」が、本日8月19日に東京・池袋のサンシャイン劇場にて開幕。初演前には公開ゲネプロが行われた。

ウィングス(新書館)にて連載中の「艶漢」は、妖艶な傘職人・詩郎と熱血正義漢の巡査・光路郎を中心に、美麗な筆致で描かれるアンダーグラウンド事件簿。今年3月から4月にかけては第1弾として、舞台「浪漫活劇譚『艶漢』」が上演された。

“歌謡エンタ―テイメントショー”と銘打たれた今作では芝居に加え、キャストたちがポップス、ラップ、演歌などさまざまな楽曲にあわせダンスを披露する。さらにジャグリングや講談のパフォーマンス、ふんどしの巻き方講座も見どころだ。

ゲネプロ後の囲み取材には、吉原詩郎の櫻井圭登、山田光路郎の末原拓馬、吉原安里役の三上俊、六口役の田上真里奈、山田アグリ役の小槙まこ、荒上三郎太役の羽場涼介、早乙女水彦役の堀越涼、日替わりゲストとして本日の公演に出演する橘伸三役の林野健志が登場。初演に向けて堀越は「舞台で歌を歌った経験はほとんどないんですけど、せめて初日は大きい声で歌いたい」と抱負を語る。続けて末原は「前作では暗いところがあったり、精細なところを攻めたりしたんですけど、今回は楽しく元気になってもらうことを意識しました」と話した。

また三上は「前作とは180度違うベクトルで生まれた作品だと思います。期待してくださってる方をいい意味で裏切って度肝を抜きたい」と意気込みを見せる。田上は「今回は登場人物の個性や関係性のエッセンスを抽出した舞台になっているけど、前作同様“艶漢感”をひしひしと感じております。我々キャストはドヤ顔でパフォーマンスしていくので、お客さんも引かずに前のめりになって観てほしい」とにこやかにコメントした。

さらに見どころを聞かれた三上は「先ほど180度ベクトルが違うと言ったんですが、安里としては喘ぐ、脱ぐとやってることは変わりないのでお楽しみいただけると思います」と艶やかな演技への期待を煽る。櫻井は「今回の舞台はみなさんと一緒に共有して楽しんでいきたい。サンシャインシティ全体を『艶漢』の世界に巻き込んで、艶漢ワールドを楽しみたい」と語り、「体重がすごく落ちたので、脱ぐシーンで注目していただけたら」と自信ありげな様子を見せるのだった。

舞台「歌謡倶楽部『艶漢』」は本日から8月21日まで、サンシャイン劇場にて上演。なお本公演のDVD、CD化も決定し、会場物販かオンラインショップCLIE-TOWNにて予約を受け付けている。また東京・池袋のORANGE GALLERYでは、「艶漢」史上最大規模で行われるイラスト展「艶漢ワンダーランド」を本日から23日まで開催中。さらに大阪でもサテライト企画展と銘打たれた複製原画展が本日から21日まで実施されている。舞台とあわせて足を運んでみては。

「歌謡倶楽部『艶漢』」

期日:2016年8月19日(金)~21日(日)
会場:サンシャイン劇場

キャスト

吉原詩郎:櫻井圭登
山田光路郎:末原拓馬
吉原安里:三上俊
六口:田上真里奈
山田アグリ:小槙まこ
荒上三郎太:羽場涼介
早乙女水彦:堀越涼

ゲスト

橘伸三:林野健志(8月19日19:00回)
瓜生夏月:伊崎龍次郎(8月20日13:00、18:00回)
瓜生冬陽:倉貫匡弘(8月20日18:00、21日16:00回)

艶漢ワンダーランド

期間:2016年8月19日(金)~23日(火)11:00~18:00
※最終日は15:00まで。
会場:ORANGE GALLERY
料金:無料

「艶漢」複製原画展

期間:2016年8月19日(金)~21日(日)
会場:大阪サテライト会場

(c)尚月地/新書館 (c)2016尚月地・新書館/幻灯署活劇支部

(2016/8/19 20:09)

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