あだち充のSF時代劇「虹色とうがらし」舞台化!主人公・七味役は長江崚行

あだち充「虹色とうがらし」の舞台化が決定。8月28日から9月5日まで、東京・あうるすぽっとにて上演される。

「虹色とうがらし」は、主人公の七味と6人の異母兄弟を中心にしたSF時代劇。週刊少年サンデー(小学館)にて1990年4・5合併号から1992年19号にかけて連載された作品で、文庫版全6巻が発売中だ。舞台では主演となる七味役を長江崚行、ヒロインの菜種役を伊波杏樹、謎の浮浪人・浮論役を沢村玲(ONE N' ONLY)が担当。また7兄弟の次男で剣豪・麻次郎役には荒井敦史、将軍・秋光役には松田賢二がキャスティングされた。そのほか釣本南、トミタ栞、松原凛、桂鷹治、木村風太らが脇を固める。

脚本は鳥澄若多、演出は劇団・アナログスイッチ主宰の佐藤慎哉が手がける。時代劇らしい殺陣を駆使したアクション、あだち充感たっぷりのラブコメ要素に加え、暗躍する敵や不思議な兄弟関係などのミステリアスな側面を交えたストーリーも見どころだ。併せてメインビジュアル、キャストビジュアルも解禁された。

チケットの最速原作先行は、本日5月12日発売の週刊少年サンデー、ゲッサン(小学館)の誌面および特設サイトにて実施。受付期間は本日から5月26日23時59分まで。特典として連載中にあだちが描いた「復刻イラスト特製ミニ色紙」がプレゼントされる。

長江崚行(七味役)コメント

七味を演じさせていただきます、長江崚行です。
小さい頃から読み漁っていたあだち先生の作品。その一つである「虹色とうがらし」にこのような形で関われるなんて! ありがたい限りです。
さらに、今回共演するキャストさんもとても豪華な方達ばかり。数年前にお世話になった先輩方もいらっしゃって、その中で七味役として立てることに、ご縁を感じております。
作品に向け、少しずつ体作りも進んでます。楽しんでもらえる作品にしたいです。
「時代考証口出し無用」の言葉を胸に、作品の世界観の中で暴れられたら。よろしくお願いします。

伊波杏樹(菜種役)コメント

本作にて菜種を演じさせていただきます、伊波杏樹です!
キャストの皆様とこの世界で思いっきり駆けまわれる日が来ることを今か、今かと心待ちにしています……!
多くの方たちに愛され続ける本作品、舞台ならではの迫力やパワー感、そして作品への想いを込めて、全力でしっかりと作り上げて参ります!
どうぞよろしくお願いいたします!

沢村玲(浮論役)コメント

まずは今回自分がこの作品に携われる事に感謝の気持ちで一杯です! この物語の重要人物である“浮論”は冷徹に仕事をこなす浮浪人ですが、自分は浮論とはまったく逆の性格をしているので演じるのが凄く楽しみです!
殺陣は初挑戦になりますが、最強の剣豪の役なので、浮論という役の名に恥じぬ殺陣を舞台で魅せれるよう精一杯頑張っていきます!

荒井敦史(麻次郎役)コメント

麻次郎役で出演させていただきます荒井敦史です。
素敵なキャストの皆様とあだち先生の世界に飛び込んで良い作品に出来たらと思っております。劇場に足を運んでいただけるお客様にこの作品を届けられる様、気を引き締めて日々稽古に励もうと思っております。
まずは初日、そして千穐楽まで駆け抜ける事が出来たらなと。
お待ちしております!

松田賢二(秋光役)コメント

学生の頃、漫画家志望だった僕のあだち充先生の特に好きな作品は「みゆき」でした。
「虹色とうがらし」が一番の傑作だと諭す友人の俳優に役を奪われないよう気をつけて臨みます(笑)
このご縁をただただ嬉しく思います。キラキラ眩しい若い共演者の方々と、秋光将軍と、あだち先生の世界を楽しみたいと思います。
そして原作ファンの方々のイメージを崩さぬよう、良い意味で裏切れるよう精一杯演じます。
宜しくお願い申し上げます。

SF時代活劇「虹色とうがらし」

日程:2021年8月28日(土)~9月5日(日)
会場:東京都 あうるすぽっと

スタッフ

原作:あだち充「虹色とうがらし」(小学館 少年サンデーコミックス刊)
脚本:鳥澄若多
演出:佐藤慎哉(アナログスイッチ)

キャスト

七味:長江崚行
菜種:伊波杏樹
浮論:沢村玲(ONE N' ONLY)
省吾:釣本南
琴姫:トミタ栞
半蔵:松原凛
胡麻:桂鷹治
芥子の坊:熊野利哉
陳皮:木村風太
山椒:猪股怜生、岡田悠李(Wキャスト)
彦六:上山克彦
貴光:光宣
バン艦長:富山バラハス
赤丸:藤木陽一
絵美:聖山倫加
麻次郎:荒井敦史
秋光:松田賢二
アンサンブル:白井サトル、生谷一樹、宮田龍樹、志摩匠人

(c)あだち充・小学館 / SET

(2021/5/12 00:00)

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