「楳図かずお大美術展」が来年1月から六本木で、27年ぶりの新作「ZOKU-SHINGO」公開

楳図かずおの展覧会「楳図かずお大美術展」が、2022年1月28日から3月25日まで、東京・東京シティビューで開催される。

「UMEZZ ART PROJECT」の一環として実施される同展では、楳図が4年かけて制作した27年ぶりの新作「ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」を初公開。1980年代に描かれた「わたしは真悟」の続編で、同時に時空を超えたその“パラレルビジョン(平行世界)”でもあるという同作は、アクリル絵画による101点の連作形式で展示される。

また3組の現代アーティストによる、楳図作品をテーマにしたインスタレーションも展示。冨安由真は「ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」、エキソニモは「わたしは真悟」、鴻池朋子は「14歳」に焦点をあてた作品を披露する。

さらに会場と同フロアにあるカフェ「THE SUN & THE MOON」では、期間限定のコラボメニューを提供。「楳図ハウスパフェ」など、楳図の世界観を表現したコラボスイーツやフード、ドリンクが用意される。なお「楳図かずお大美術展」は9月17日から11月20日まで大阪・あべのハルカスでも開催予定だ。

「楳図かずお大美術展」

会期:2022年1月28日(金)~3月25日(金)※会期中無休
時間:10:00~22:00(最終入館21:30)
会場:東京都 東京シティビュー
料金:一般2200円、高大生1500円、4歳~中学生900円、シニア1800円

(2021/11/25 14:14)

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