中原アヤ新連載がココハナ10周年号で始動、くらもちふさこ×森本梢子の合作も

「ダメな私に恋してください」で知られる中原アヤの新連載「狼に鈴」が、本日11月27日に発売されたココハナ2022年1月号(集英社)でスタートした。

「狼に鈴」の主人公は32歳独身のOL・鈴。彼女はストレスの溜まる毎日の中、同じ電車に乗ってくるイケメンにいつも癒やされていた。そんなある日、鈴の務める会社の社長が突然倒れてしまう。見舞いに訪れた鈴の前に現れたのは、電車で見かけるイケメン・奏人だった。社長の甥だという奏人は、会社の今後について悩む鈴を案じて彼女を呑みに誘い、鈴もそんな奏人の優しさに思わず涙を流し、キュンとしてしまう。しかし明くる日、奏人は社長代理として会社に現れて……。大阪を舞台にしたハイテンションオフィスラブコメが描かれる。

なおココハナの創刊10周年記念号となる今号では記念企画も多数掲載。くらもちふさこと森本梢子による初の合作マンガでは、くらもちが唯に転生し「アシガール」の世界へとお邪魔する。少女マンガを語る対談、インタビューは3本立て。いくえみ綾と中原アヤが対談に登場し、藤村真理、美森青はそれぞれ熱い思いを述べている。さらに64ページの別冊付録「ココハナ創刊10周年 ANNIVERSARY BOOK」も用意。河原和音、萩尾望都らによるお祝いイラスト、谷川史子、東村アキコらによるエッセイや、藤村による「きょうは会社休みます。」の番外編などショートストーリーも掲載された。

そのほか紙版だけの感謝企画として応募者全員プレゼントも実施。A4サイズの高精細原画レプリカ10枚セットが無料で応募者に進呈される。原画レプリカの作品には「アシガール」「かくかくしかじか」「きょうは会社休みます。」などココハナの10年を彩った数々の作品から選りすぐりの10タイトルが選ばれている。

さらにココハナ2022年2月号からは創刊記念イヤー企画もスタート。田村由美、河原、東村らによる読み切りを毎月お届けする。2月号には同企画の第1弾として、くらもちによる「空を歩く」が掲載予定だ。

(2021/11/27 15:32)

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