「みかん・絵日記」の安孫子三和が橋本愛主演の映画をマンガ化、猫も登場

「みかん・絵日記」で知られる安孫子三和が、橋本愛の主演映画「バースデーカード」をコミカライズする。このたび映画とリンクした単行本の表紙が公開された。

吉田康弘が監督・脚本を務めた本作は、バースデーカードに書かれたメッセージを通して、亡くなった母親と遺された家族との絆や深い愛情を描くヒューマンドラマ。安孫子によるマンガ版は、10月5日に単行本が白泉社より発売される。

安孫子は映画「バースデーカード」を鑑賞し、独自の視点からのアイデアも取り入れつつストーリーを展開。「映画を拝見して、監督の大事な宝物を壊さずに、かつ自分の味を出せればと思いながら、描きました。私自身とても楽しみながら執筆ができた作品で、話を頂いた時から、どこかに猫は登場させようと思っていました(笑)」と、自身初のコミカライズに挑んだ意気込みを述べた。マンガ版を読んだ吉田監督は「映画では描ききれなかった細かい部分を、コミックスでは膨らませてくださって、感謝しています」とコメント。

さらに吉田監督が書き下ろした原作小説が、9月25日に角川文庫より刊行。児童書版も角川つばさ文庫より10月5日に発売される。また映画「バースデーカード」の公開を記念し、安孫子のサイン入り色紙などが当たるプレゼントキャンペーンもKADOKAWAと白泉社により開催される。

安孫子三和コメント

コミカライズのオファーを頂いて、とても光栄でした。映画を拝見して、監督の大事な宝物を壊さずに、
かつ自分の味を出せればと思いながら、描きました。私自身とても楽しみながら執筆ができた作品で、話を頂いた時から、どこかに猫は登場させようと思っていました(笑)。
漫画を読んで、映画にも是非興味を持って頂ければと思います。

(2016/9/16 06:00)

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