浦沢直樹が企画・演出・音楽を担当した「BILLY BAT」の映像公開

浦沢直樹「BILLY BAT」の完結20巻が、本日9月23日に発売された。これを記念し、浦沢自ら企画・演出・音楽を担当した60秒のショートムービーを制作。Webサイト・モアイにて公開された。

この映像は、実際に壁面などに描かれた約600枚ものコウモリのキャラクター・BILLYの写真を、パラパラマンガのようにつなぎ合わせたもの。浦沢が映像のコンセプト原案などを担当し、キャラクターの動きも監修した。さらにBGMは浦沢が作曲し、ギターとパーカッションなど本人の演奏で収録。映像は9月22日深夜から24日深夜まで、渋谷のスクランブル交差点の大型ビジョンでも放映される。

長崎尚志がストーリー共同制作を務めた「BILLY BAT」は、時代や場所を超えて出現する、謎のコウモリをめぐるSFミステリー。アメリカの人気マンガ「ビリーバット」シリーズの作者ケヴィン・ヤマガタ、その後を継いだケヴィン・グッドマンを軸に、人類の過去・現在・未来が描かれた。モーニング(講談社)にて2008年に連載がスタートし、今年8月に完結した。

(2016/9/23 00:30)

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