「夏目友人帳 伍」放送前に4期までを振り返り!好きな妖ランキング1位は?

緑川ゆき原作によるテレビアニメ「夏目友人帳 伍」の先行上映イベント「~あきのはつかぜ~」が、去る10月1日に東京・ディファ有明にて開催された。コミックナタリーでは昼の部の模様をレポートする。

イベントには夏目貴志役の神谷浩史、ニャンコ先生/斑役の井上和彦、田沼要役の堀江一眞が登壇。司会はアメリカザリガニの柳原哲也が務めた。井上はニャンコ先生のブランケットを被って登場し、早速会場を盛り上げる。「えにしの追憶」と題したトークコーナーでは、4期までの「夏目友人帳」を振り返り。読者アンケートをもとにしたエピソードランキングが発表された。「一番笑ったエピソードランキング」では4期の第6話「硝子のむこう」が1位に。妖怪によって小さな瓶の中にとらわれてしまった夏目の代わりに、ニャンコ先生が夏目の姿に化けることになるエピソードだ。夏目に扮したニャンコ先生のコミカルな行動が人気を博した。キャスト陣からは、なぜか井上和彦自身が変装後の夏目の声を演じていることにもツッコミを受けていた。

そのほか「感動して泣けたエピソードランキング」では4期13話の「遠き家」が1位にランクイン。夏目が三世子の家で暮らしていた頃の、辛い悲しい記憶を描いたこのエピソードのワンシーンが上映されると、客席からは思わず涙する声が漏れていた。また「夏目のベストシーン」と題したランキング1位は、4期9話の「月分祭」。なぜこのエピソードが1位なのかと疑問に思うキャスト陣に、司会者が「豊月神の衣装を着た夏目が素敵」「奮闘している姿がカッコいい」という声が寄せられたと説明。これには登壇者たちも納得の表情を見せていた。最後に発表されたのは「好きな妖ランキング」。5位は三篠、4位は子狐、3位は柊、2位はヒノエと発表される中、1位の予測を立てながら、神谷と堀江が井上の姿を見やる場面も。予想通り、見事ニャンコ先生/斑が1位を獲得した。

その後「夏目友人帳 伍」第1話「変わらぬ姿」を放送に先駆け先行上映。ある日塔子さんに頼まれ、街へと出かけた夏目の前に、怪しげな壺の妖怪が現れるところから物語が動き出す。夏目は妖怪に「大事な宝モノを返せ」と迫られるが、どうやら夏目を祖母のレイコと間違えているようで……。上映後には拍手が沸き起こり、キャスト陣も感想を思い思いに語り合った。そのほかイベントでは「あきのたわむれどき」と題したゲームコーナーも。「夏目友人帳」に関する名前を当てるゲームでは、3人が巧みにヒントを出しながら見事な連携プレーを見せた。最後に神谷、井上、堀江が5期への期待と「夏目友人帳」に込めた思いを語り、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

アニメ「夏目友人帳 伍」は10月4日より、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送にてオンエア。10月5日には原作単行本21巻と、村井さだゆきの「小説・夏目友人帳 たまゆらの家」、カネチクヂュンコの「ニャンコ先生が行く!」2巻の3冊が同時刊行される。

アニメ「夏目友人帳 伍」

放送情報

テレビ東京:2016年10月4日(火)25:35~
テレビ大阪:2016年10月4日(火)25:35~
テレビ愛知:2016年10月4日(火)27:05~
テレビせとうち:2016年10月4日(火)25:40~
テレビ北海道:2016年10月4日(火)25:35~
TVQ 九州放送:2016年10月4日(火)26:35~

スタッフ

原作:緑川ゆき/月刊LaLa(白泉社)連載
総監督:大森貴弘
監督:出合小都美
シリーズ構成:村井さだゆき
キャラクターデザイン:高田晃
妖怪デザイン:山田起生
美術:渋谷幸弘
色彩設定:宮脇裕美
撮影:田村仁
編集:関一彦
音楽:吉森信
アニメーション制作:朱夏
制作:NAS
製作:「夏目友人帳」製作委員会

キャスト

夏目貴志:神谷浩史
ニャンコ先生/斑:井上和彦
夏目レイコ:小林沙苗
名取周一:石田彰
田沼要:堀江一眞
西村悟:木村良平
北本篤史:菅沼久義
笹田純:沢城みゆき
多軌透:佐藤利奈
藤原塔子:伊藤美紀
藤原滋:伊藤栄次
的場静司:諏訪部順一

(c)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会

(2016/10/2 11:18)

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