ヤマザキマリ、銭湯が舞台の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」をイラストで応援

ヤマザキマリが、10月29日より公開される映画「湯を沸かすほどの熱い愛」にイラストを寄稿した。

本作は「死にゆく母と、残される家族の愛と絆」をテーマにしたヒューマンドラマ。余命2カ月と宣告された、宮沢りえ扮する“お母ちゃん”こと幸野双葉が、残される家族のために“絶対にやっておくべきこと”を実行していく姿を追う。共演に杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎らが名を連ね、監督は中野量太が務める。作中で幸野家の家業が銭湯であることからこのコラボが実現した。

ヤマザキは「お母ちゃんひとりの愛情で、恐らく日本全国中の銭湯の湯を沸かせることだろう。間違いない」というコメントとともに描き下ろしのイラストを提供。イラストでは、「テルマエ・ロマエ」の主人公ルシウスを思わせる古代ローマ人らしきキャラクターが双葉と娘達たちの前に仁王立ちし「そなたの湯を沸かすほどの熱い愛に導かれて時空を越えて来たぞ!」と語りかけている。ヤマザキのほか、マンガ家では安彦麻理絵と伊藤理佐もコメントを寄せた。

ヤマザキマリ コメント

お母ちゃんひとりの愛情で、恐らく日本全国中の銭湯の湯を沸かせることだろう。間違いない。

安彦麻理絵 コメント

観ている間中、泣き過ぎて、試写後はマスカラが全部ごっそり落ちていた。アイメイク完全崩壊。マブタ腫れ上がって人相も変わってるし。女の顔をここまで変えてしまうこの映画は本当に凄い。だからこそ「デートには向かない映画」とも言える。
けれど、顔面崩壊しつつも、心の中は、熱い風呂に浸かったように、芯まであったまるのでした。

伊藤理佐 コメント

途中まで泣いていたのに、ラスト5分で目玉が飛び出るくらい驚いて、涙がどっかにとんでっちゃいました。す、すごかった。

(c)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

(2016/10/6 17:00)

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