史群アル仙、ヒグチアイからの「告白」受けてアルバムジャケット描き下ろし

史群アル仙が、11月23日に発売されるヒグチアイのメジャーデビューアルバム「百六十度」のジャケットにマンガを描き下ろした。

アルバムタイトルの「百六十度」は「人間の視野が200度だとすると、残りの160度が見えていない。その見えていない部分を大切にしたい」という意味で、マンガはそのタイトルを想起させる内容になっている。ヒグチは「アル仙さんの作品は、曇天の中に一筋の光を見せてくれるような漫画だと思います。どうしても前を向けないときに、前を向けなくても大丈夫だし、前を向きたかったらそういう日が来るよ、たぶんね、きっとね、って優しく言ってくれているような気がしています」とコメント。

またこのコラボは史群のファンであるヒグチが公式サイトを通じて直接オファーし、実現したという。ヒグチは「わたしがアル仙さんのただただファンでしたので、ただただファンです、という気持ちを伝えたかったです。もし描いていただけなくても、ヒグチアイという人間が大好きでいます、という気持ちを伝えたかったのです。告白です。描いていただけることが決まった連絡をもらったときに電車の中で泣きました」と語り、ジャケット制作については「アルバムに収録される『誰かの幸せは僕の不幸せ』という曲の歌詞を送って、それに基づいた漫画を描いていただきました。わたしも昔の自分に助けられてばかりいるので、その気持ちを思い出しました」と裏話を明かした。

(2016/10/17 18:00)

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