北海道在住作家が集った同人誌「怪奇」に花輪和一、根本尚、森雅之らが参加

北海道在住のマンガ家たちによる同人誌「年刊誌 怪奇」が創刊された。

「怪奇」には花輪和一がイラストを寄稿しているほか、根本尚、なで拓瀬、森雅之、池田匠、工藤正樹らが怪奇マンガの短編を描いている。編集と発行人を務める工藤によると、2年前から始まった北海道コミティアに参加する中で北海道在住のマンガ家のレベルの高さと、怪奇ものが好きな作家が多いことに気づき、創刊に至ったという。今後は年1回のペースで発行予定。

北海道のまんだらけ札幌店、漫画林では店頭で販売中で、東京・まんだらけ中野店、夢野書店、タコシェ、古書ビビビ、京都・ホホホ座には10月22日から24日頃に入荷を予定している。また、まんだらけ、漫画林では通信販売でも取扱中。価格は800円で、店舗によって税込みの場合と税抜きの場合があるので注意してほしい。

「年刊誌 怪奇」収録内容

イラスト

花輪和一

マンガ

アケミックス「ラブユーフォーエバー」
根本尚「壁ぬけ男」
なで拓瀬「影蟲」
たか「やせっぽちの君へ」
今純子「雪が降る」
Rio「妖シ之宴」
FUMICS「ラフ・カディオ」
宮ノ森章太郎「ススメ怪奇マンガ」
車まん吉「車まん吉の実録シリーズ・怪奇ラジオ男」
森雅之「touch」
エガワタロウ「border」
池田匠「妖怪くっきんぐ」
SF007「THE EIGHT」
工藤正樹「隣人」
森環「pool」
大井健一朗「漫画売りの譚詞曲 ―怪奇編― 序曲」

(2016/10/20 14:31)

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