映画「ピーチガール」の音楽は蔦谷好位置、「思い切り振りきって挑んだ」

上田美和原作による映画「ピーチガール」の音楽を、蔦谷好位置が担当することが明らかになった。

蔦谷はYUKI、Chara、いきものがかり、木村カエラら女性ポップアーティストの数々の名曲を手がけ、近年ではback number、米津玄師、赤い公園といった若手アーティストのプロデュースを務めている音楽プロデューサー。映画音楽を担当するのは、2010年公開の「昆虫物語 みつばちハッチ ~勇気のメロディ~」、2011年公開の「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」以来、6年ぶり3度目となる。

別冊フレンド(講談社)で1997年10月号から2004年1月号まで連載された「ピーチガール」は、日焼けした肌と赤い髪という外見のため周囲からいつも誤解されてしまう女子高生・もものスリリングな恋を描くラブストーリー。2017年に公開される映画はもも役の山本美月と、学校一のモテ男・カイリ役の伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)がダブル主演を務め、ももが恋するとーじ役は真剣佑、最低最悪の小悪魔・柏木沙絵役は永野芽郁が演じる。

蔦谷好位置コメント

お話をいただいた時に、劇伴の専門家ではない僕でいいのかなと不安もあったのですが、監督とスタッフのみなさんに蔦谷さんらしいサウンドをと背中を押していただき、思い切り振りきって挑みました。ピーチガールのキラキラしてたり甘酸っぱかったりほろ苦かったりするいろんな表情を音楽と一緒に楽しんでくれたら嬉しいです。

(c)2017「ピーチガール」製作委員会 (c)上田美和/講談社

(2016/10/25 12:00)

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