アニメ「エースをねらえ!」2作がBD BOX化!庵野秀明から愛あるコメントも

山本鈴美香原作によるテレビアニメ「エースをねらえ!」「新・エースをねらえ!」のBlu-ray BOXが、それぞれ12月14日と2017年2月15日に発売される。

収録される本編映像は、1970年代に放送された当時の映像にHDリマスター加工を施したもの。「エースをねらえ!」のBOXには設定資料集と、出崎統監督へのインタビューを復刻掲載したブックレットが付属する。また「新・エースをねらえ!」のBOXにも設定資料集と、「エースをねらえ!」と収録内容の異なるブックレットが同梱される。

発売にあたり、同シリーズのファンという庵野秀明からコメントが到着。「旧『エース』は、まずオープニングが素晴らしかったし、話も演出も面白かったし、止めを多用した絵も凄く綺麗だった。不必要な情報を省略していく画のスタイルも新鮮でした」と賞賛し、「生涯初のLDBOX購入は旧『エース』でした。それほど、好きなんですね」と明かした。

価格はどちらも2万6784円。Amazon.co.jpにて「エースをねらえ!」「新・エースをねらえ!」の両BOXを予約購入した人には、先着で全巻収納BOXがプレゼントされる。

庵野秀明コメント

僕は「エースをねらえ!」はアニメから入ったんですよ。最初に観たのが、高校のときの旧「エース」の再放送。やっぱり「エースをねらえ!」は出崎(統)さんのイメージなんですね。旧「エース」は、まずオープニングが素晴らしかったし、話も演出も面白かったし、止めを多用した絵も凄く綺麗だった。不必要な情報を省略していく画のスタイルも新鮮でした。再放送は夕方なので、学校が終わるとすぐに帰って観ましたね。その後、原作にもかなりのめりこみました。当時も夢中になって読んだし、自分がプロになってから「トップをねらえ!」という作品を始める前に、改めて第1巻から読み直したんですが、涙が止まらなくなって、スタジオでボロボロ泣いていました。やっぱり、好きなんですね。ちなみに生涯初のLDBOX購入は旧「エース」でした。それほど、好きなんですね。あと、あれだけの内容を90分に収めている「劇場版」も最高です。映画として素晴らしいですね。

(c)山本鈴美香/集英社・TMS

(2016/10/28 13:00)

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