舞台「黒子のバスケ」第2弾制作決定!小野賢章「第1弾を越えていく戦い」

藤巻忠俊原作による舞台「黒子のバスケ」第2弾の制作が決定した。

今年4月に東京・サンシャイン劇場にて、第1弾「THE ENCOUNTER」が上演された舞台「黒子のバスケ」。「THE ENCOUNTER」では主人公の黒子テツヤ役をアニメ版の声優も担当している小野賢章、もう1人の主人公である火神大我役を安里勇哉が演じ、黒子と火神の誠凛高校バスケ部での運命の出会いに始まり、黄瀬の属する海常高校、緑間の属する秀徳高校、そしてかつての黒子の相棒であった青峰がエースとして活躍する桐皇学園高校という「キセキの世代」が属するライバル校と、誠凛高校との戦いが描かれた。

舞台第2弾は2017年6月22日から7月9日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo、7月13日から7月17日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。第1弾と同じく黒子役は小野、火神役は安里が担当する。

なお本日11月13日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて行われた、舞台「黒子のバスケ」ファンミーティングの昼公演後には囲み取材が実施された。小野、安里のほか土田聡史役の鍛治本大樹、森山由孝役の和合真一、緑間真太郎役の畠山遼、青峰大輝役の小沼将太、演出を担当する中屋敷法仁が登壇した。

舞台第2弾の制作が決定し、小野は「物語上続きがあるので、『続編あるのかな』という気持ちがあったので、お話をいただいたときはうれしかったですね。第1弾のときは初めてのことが多くて、稽古も大変だったんですけど、その経験があるからこそ第2弾ができるので今から楽しみです」とコメント。安里は第1弾が非常にハードであったと振り返り、「第2弾はどのあたりをやるんだろうと考えたときに、『多分あの相当大変なシーンをやるんだろうな』という気がしているので、今のうちから心構えをしています」と抱負を語る。大阪での公演も行われる第2弾について、小野と安里が口を揃えて「大阪では食事が楽しみ」と述べると、周囲からは「主役の2人が内容について触れていない」とのツッコミも。

また小野は人気作を舞台化することへのプレッシャーについて、「僕自身アニメもやらせていただいて、観る方の中にキャラクターの声の印象がある中で、舞台をやるっていうのは、『受け入れられるのかな』っていう不安はありました」と前置きし、「ただ稽古を進めていく中で、『黒子のバスケ』の魅力のひとつであるみんなの熱さが出てきたので、その不安は幕が上がる前には消えていました」と初演時を回想。さらに「初演は『こういうものです』って提示するものなので、すごく大事ですが、第2弾はそれを超えられるようにする、そういう戦いだなと思っています」と力強く宣言した。なお舞台第2弾に、第1弾から引き続き黄瀬涼太役で出演する黒羽麻璃央が、意気込みを語った動画も公開されている。

舞台「黒子のバスケ」第2弾

東京公演

期間:2017年6月22日(木)~7月9日(日)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo

大阪公演

期間:2017年7月13日(木)~7月17日(月)
会場:森ノ宮ピロティホール

出演:小野賢章、安里勇哉、黒羽麻璃央、畠山遼、小沼将太ほか
原作:藤巻忠俊 「黒子のバスケ」(集英社 ジャンプ コミックス刊)
演出:中屋敷法仁

(c)藤巻忠俊/集英社・舞台「黒子のバスケ」製作委員会

(2016/11/13 20:10)

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