ミュージカル黒執事サーカス編、華麗に開幕!フライングなどのド派手演出も

枢やな「黒執事」を原作とする「ミュージカル『黒執事』~NOAH’S ARK CIRCUS~」が、本日11月18日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開幕した。

「ミュージカル『黒執事』~NOAH’S ARK CIRCUS~」は、単行本6~8巻に収録されている「ノアの方舟サーカス編」が原作。英国各地で発生した子供の誘拐事件を調査するため、セバスチャンとシエルが謎の移動サーカス団に潜入するところから始まる人気エピソードだ。2014年には「黒執事 Book of Circus」のタイトルでアニメ化もされた。本ミュージカルでは、セバスチャン・ミカエリス役を前作に引き続き古川雄大が続投。そしてシエル・ファントムハイヴ役には内川蓮生が抜擢された。

舞台は高木俊と寺山武志が扮するピエロが客席に登場し幕開け。2人はパントマイムやけん玉、ジャグリングなどを披露し会場を温める。本編はシエルと悪魔・セバスチャンの契約のシーンに始まり、一転して本邸での日常の場面へ。シェフのバルドロイ(鷲尾昇)、フットマンのフィニアン(河原田巧也)、メイドのメイリン(坂田しおり)といったお馴染みの3人が、使用人を紹介するナンバーを歌い上げる。ロンドンのタウンハウスでは、ミュージカル初登場となる新キャラクター、インド人の王子ソーマ(陳内将)とその執事アグニ(TAKUYA)が登場。インド風のダンスナンバーで舞台を盛り上げる。

見どころはサーカス小屋をイメージした舞台美術で展開される「ノアの方舟サーカス団」のショー。三浦涼介演じるジョーカーが中心となり、蛇使いのスネーク(玉城裕規)、猛獣使いのビースト(田野アサミ)、火吹き男のジャンボ(後藤剛範)ら個性的な団員を紹介していく。倉知あゆか演じるピーターと知念紗那演じるウェンディのフライングや、ナイフ投げのダガー役の三津谷亮による華麗な一輪車の技など、華やかな舞台が繰り広げられる。サーカス団に入団し潜入捜査を始めたセバスチャンとシエルが辿り着く真実とは。

「ミュージカル『黒執事』~NOAH’S ARK CIRCUS~」の東京公演は11月27日まで。その後、12月3・4日に福岡・キャナルシティ劇場、12月9日から11日まで兵庫・あましん アルカイックホール、12月17・18日に愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて上演される。また12月18日の大千秋楽公演はライブビューイングも行われる。

ミュージカル「黒執事」~NOAH’S ARK CIRCUS~

東京公演

期間:2016年11月18日(金)~27日(日)
会場:TOKYO DOME CITY HALL

福岡公演

期間:2016年12月3日(土)~4日(日)
会場:キャナルシティ劇場

兵庫公演

期間:2016年12月9日(金)~11日(日)
会場:あましん アルカイックホール

愛知公演

期間:2016年12月17日(土)~18日(日)
会場:刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

スタッフ

原作:枢やな(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
脚本:竜崎だいち・毛利亘宏
演出:毛利亘宏

キャスト

セバスチャン・ミカエリス:古川雄大
シエル・ファントムハイヴ:内川蓮生

スネーク:玉城裕規
ビースト:田野アサミ
ダガー:三津谷亮

ウィリアム・T・スピアーズ:輝馬

ソーマ・アスマン・カダール:陳内将
アグニ:TAKUYA(CROSS GENE)

バルドロイ:鷲尾昇
フィニアン:河原田巧也
メイリン:坂田しおり

葬儀屋(アンダーテイカー):和泉宗兵
フレッド・アバーライン:高木俊
シャープ・ハンクス:寺山武志

ドール:設楽銀河
ピーター:倉知あゆか(G-Rockets)
ウェンディ:知念紗那(G-Rockets)
ジャンボ:後藤剛範

ケルヴィン男爵:小手伸也
先生:姜暢雄

ジョーカー:三浦涼介

(c)2016 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト

(2016/11/18 18:00)

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