武富健治が描くマンガ版「火花」スピで開始、文学特集にジョージ朝倉ら対談も

又吉直樹の小説「火花」のコミカライズ連載が、本日11月28日発売の週刊ビッグコミックスピリッツ53号(小学館)にてスタートした。マンガは又吉がかねてよりファンだったという、「鈴木先生」の武富健治が手がけている。

「火花」はお笑い芸人・徳永と、先輩の芸人・神谷の関係を描いた物語。第153回芥川龍之介賞に輝き、Netflixではドラマ版も配信されている。なお今号では「文学を教えて。」と題した文学特集を展開。又吉とのんが名作文学の世界をグラビアで表現している。

そのほか特集では、浅野いにお、池辺葵、乃木坂太郎、吉田戦車、米代恭が、それぞれお気に入りの文学作品のカバーイラストを執筆。また「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙耶香に、ミュージシャンの岡村靖幸が恋愛や孤独について問う対談が掲載された。さらに「何者」で直木賞を受賞した、朝井リョウとジョージ朝倉の対談も。ジョージのファンだという朝井が作品愛を語っている。

(2016/11/28 12:48)

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