卯月妙子、「人間仮免中」4年半ぶり続編で25歳年上の彼とのその後を綴る

卯月妙子による単行本「人間仮免中つづき」が、本日12月12日に刊行された。

2012年に発売された「人間仮免中」の続編となる「人間仮免中つづき」。「人間仮免中」は夫の借金や自殺、自身の病気、自殺未遂など、波瀾に満ちた人生を送ってきた卯月が、25歳年上の男性・ボビーと出会い、愛を育んでいく様子を描いたエッセイマンガだ。「このマンガがすごい!2013」のオトコ編3位、「本の雑誌」が選ぶ2012年度べストテンの第1位に輝くなど話題を呼んだ。

「人間仮免中つづき」では2人のその後を執筆。物語は北海道のある障害者福祉施設に入所していた卯月が、1年ぶりにボビーと再会するところから始まる。さらに同書には番外編として、東日本大震災での体験を綴った「3・11」も収録。単行本の帯には、小泉今日子から「愛ってすごい! 愛って尊い! 卯月さん、ボビーさん ご入籍おめでとうございます!」とコメントが寄せられている。

(c)卯月妙子/小学館

(2016/12/12 12:00)

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