ころも原作によるアニメ「恋するシロクマ」が、3月4日より全国の映画館約50館にて順次上映されることが決定した。同作は“ぷちアニメ”を謳っており、予告上映が始まる前に流れるショート作品となる。
上映情報の解禁に合わせて、新ビジュアルも公開された。またアニメのメインテーマに、シナリオアートが楽曲を書き下ろすことも決定。そのほかアザラシ役を演じる花江夏樹、シロクマ役の梅原裕一郎によるコメントとアフレコ風景を撮影した写真も到着した。
「恋するシロクマ」は、なぜかオスのシロクマに好かれてしまったオスのアザラシが、死の恐怖に震えながら愛のささやきを受けるビーストラブ作品。単行本3巻は3月27日に発売予定で、ドラマCD「僕が君を守るよ」が付属する限定版も用意される。また3月15日発売の月刊コミックジーン4月号(KADOKAWA)にはドラマCD「ふぶきのよる」が付属。単行本限定版のものとは収録内容が異なる。
花江夏樹(アザラシ役)コメント
アフレコを終えて短い映像の中でシロクマとアザラシのほっこりするやり取りがぎゅっと詰まっていました。
アザラシの可愛さをどう表現しようか色々と悩みましたが先生や監督に細かく指導して頂いたので、早く完成した映像を観るのが楽しみです!
スタッフさん達を含め、恋するシロクマのような優しい雰囲気の現場でした。
その雰囲気のおかげでしっかりアフレコができました。
梅原くんは寡黙なので昔は僕から話しかける事が多かったのですが、割と話しかけてくれるようになって嬉しかったです。
やはり彼は良い人ですね。シロクマのように僕を包み込んでくれました。
アザラシは常に震えていてかなり小さい子なので、僕も常に震えながら演じました。
本当に可愛いですね。彼らには末永く幸せに暮らして欲しいです。
基本は肩の力を抜いてまったりと見れる作品だと思います。
所々に野生の厳しさや関係性などが見えてほろっとしてしまったり。
楽しんで頂けると思いますので、お楽しみに!
梅原裕一郎(シロクマ役)コメント
アフレコを終えて初めて動物役を演じさせて頂き、初めはキャラクター作りに苦戦もしましたが、楽しく収録できました。
アフレコ現場の雰囲気温かな作品なので、アフレコ現場も少人数でしたが穏やかな雰囲気でした。
ミキサー室からアザラシくんのぬいぐるみが顔をのぞかせていたのを覚えています。
共演経験もありますし、普段も交流もありますが、また新たな面を見た気がしました。
キャラクターを演じてみて初めての動物役で、どう演じるべきか悩みましたが、原作の先生やディレクターさんとのディスカッションで作っていきました。
ドラマCDではシロクマさんの幼少期や、カップルの男性も演じさせて頂き楽しかったです。
原作ファンの方も、初めて「恋するシロクマ」に触れる方も、アザラシくんとシロクマさんの心温まる、少しシュールな空気を楽しんで頂ければ幸いです。
ぷちアニメ「恋するシロクマ」
スタッフ
原作:ころも(KADOKAWA刊)
監督・脚本:市川量也
音響監督:山田陽
制作:ギャザリング
(c)ころも・KADOKAWA/恋する製作委員会