「僕だけがいない街」がNetflixでドラマ化決定!主演は古川雄輝

三部けい「僕だけがいない街」のドラマ化が決定した。2017年冬、Netflixのオリジナルドラマとして、世界190カ国にて配信される。

「僕だけがいない街」は、時間が巻き戻る不思議な現象“再上映(リバイバル)”に悩まされる青年・藤沼悟が時空移動を繰り返し、とある事件の真相に迫っていくサスペンス作品。主人公の悟役は、29歳という年齢で役と共通点を持つ古川雄輝が務める。

また少年時代の悟役は内川蓮生、少女時代の雛月加代役は柿原りんかが担当。ほか片桐愛梨役に優希美青、小林賢也役に白洲迅、雛月明美役に江口のりこ、澤田真役に眞島秀和、八代学役に戸次重幸、藤沼佐知子役に黒谷友香がキャスティングされた。ドラマの撮影は原作の舞台である北海道・苫小牧にてクランクイン。作品の空気感を再現すべく真冬の北海道での4K撮影が行われている。

出演にあたり古川は、「久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく『僕街』に触れる方々にも満足して頂ける悟を演じたいと思います」とコメント。三部は「原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています」と期待を寄せた。

原作の「僕だけがいない街」は2012年から2016年にかけてヤングエース(KADOKAWA)にて連載され、単行本の最終9巻は2月に発売されたばかり。マンガのみならず、実写映画やテレビアニメ、小説版も展開されている。

古川雄輝コメント

世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見て頂けることを嬉しく思います。役柄は自分と同じ29歳。口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた「ヒーロー」、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります。久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく『僕街』に触れる方々にも満足して頂ける悟を演じたいと思います。

三部けいコメント

原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです!

下山天監督コメント

『僕街』を映像化する上で主に心掛けた事は3点。まずはキャラクターとロケーションの再現。次に三部先生が張り巡らした見事な伏線をどう観客に<映像の記憶>として埋め込むか。そしてアニメや映画版もなし得なかったあのクライマックスの完全映像化です。現在、NETFLIXでの世界配信へ向けて、作品のリアルな季節感や空気感を描く為、真冬の北海道での4K撮影が続いています。日米のスタッフが満場一致で選んだ主人公・悟を演じる古川雄輝さん、他のキャストの皆さん、下山組スタッフとが一丸となって、主人公のように『未来を変える』全世界に向けたジャパンオリジナルのドラマを目指します。

Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」

配信:2017年冬

スタッフ

原作:「僕だけがいない街」三部けい(KADOKAWA/角川コミックス・エース)
監督:下山天
脚本:大久保ともみ
制作プロダクション:関西テレビ放送 コクーン
製作:ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会

キャスト

藤沼悟(大人):古川雄輝
片桐愛梨:優希美青
小林賢也(大人):白洲迅
藤沼悟(子供):内川蓮生
雛月加代(子供):柿原りんか
雛月明美:江口のりこ
澤田真:眞島秀和
八代学:戸次重幸
藤沼佐知子:黒谷友香

(2017/3/13 06:00)

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