「キノの旅」マンガ版、マガジンエッジで開幕!第1話は「大人の国」

時雨沢恵一によるライトノベル「キノの旅 the Beautiful World」のコミカライズ連載が、本日3月17日発売の少年マガジンエッジ4月号(講談社)にて開幕した。

「キノの旅」シリーズは、旅人のキノと言葉を話す二輪車エルメスがさまざまな国を巡る短編連作。悠木碧がキノ、斉藤壮馬がエルメスを演じるテレビアニメ新作の制作も決定している。

シオミヤイルカによるマンガ版「キノの旅 the Beautiful World」は、今号の表紙と巻頭カラーを飾った。第1話として描かれたのは原作小説の1巻に収録された「大人の国」。物語は数日後に12歳になるとある少女が、旅人のキノに出会うシーンから始まる。なおアニメイトで今号を購入すると、特典としてマンガ「キノの旅 the Beautiful World」のイラストカードが付く。数に限りがあるため、希望者は早めにゲットしよう。

また京極夏彦原作による志水アキの新連載「鉄鼠の檻」もスタート。箱根山中の旅館・仙石楼、そして京極堂ですら存在を聞いたことがなかった明慧寺を舞台に、箱根山連続僧侶殺人事件の顛末が描かれていく。今号には新連載を記念し、京極と志水の煩悩をテーマにした対談も掲載。「禿のキャラクターが出てくるだけでもうたまらない」という京極が語る禿頭への思いや、亀に煩悩を覚える志水の亀愛などがざっくばらんに明かされている。

このほか今号にて、はやみねかおる原作によるフクシマハルカ「都会のトム&ソーヤ」の第1部が完結。単行本の3巻は4月17日に刊行される。

(2017/3/17 20:02)

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