秋本治の4誌連載ラスト飾る「いいゆだね!」開幕、下町の銭湯描くコメディ

本日3月18日に発売されたウルトラジャンプ4月号(集英社)にて、秋本治の4誌新連載プロジェクトのラストを飾る「いいゆだね!」が不定期連載としてスタートした。

「いいゆだね!」は東京の下町に店を構える銭湯・熊乃湯を舞台にしたコメディ。世界中を歩き回る夫・熊五郎の留守を預かり、銭湯を切り盛りするブラジル生まれの看板娘マリアの奮闘を描いていく。となりのヤングジャンプでは連載を記念し、過去にスーパージャンプ(集英社)にて発表された、「いいゆだね!」の読み切り版計3話を期間限定で配信している。

なお秋本がグランドジャンプにて連載中の「BLACK TIGER ブラックティガー」は5月2日発売の同誌11号に、週刊ヤングジャンプ(ともに集英社)にて連載中の「ファインダー―京都女学院物語―」は6月8日発売の同誌28号にそれぞれ最新話を掲載。またジャンプスクエア(集英社)にて連載中の「Mr.Clice」および、「いいゆだね!」の次回エピソードは、今夏の掲載を予定している。

秋本治コメント

改めて取材にも行ったんですが、向島のあたりは変わってなくて、それがとても嬉しかったんです。古いだけじゃなくて、そこからスカイツリーが見えて、新しくもあった。だったら観光名所を通じて外国人観光客を案内したりもできるし、これはストーリーが広がるなって思いました。『日本人が江戸時代から入ってるお風呂』とも言えますよね、銭湯って。現代の東京事情みたいなのもあわせて描けたらなあと思っています

(2017/3/18 00:00)

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