須田信太郎の未単行本化作が電子化、ディストピアSF「年金未納者ミャーキ」

須田信太郎「年金未納者ミャーキ」が、エムアップの電子書籍レーベル・デジタルブックファクトリーより、本日3月24日に配信された。

「年金未納者ミャーキ」の舞台は、国民年金を払わない者には容赦ない仕打ちが待ち受けている近未来。主人公の塩田ヒロオは年金を払っていないため、裕福な老人たちが医学の力で若返って青春を謳歌する施設「もう1回青春ランド」にて、過酷な労働を強いられることになる。

同作は2007年から2008年にかけて月刊コミックビーム(エンターブレイン)にて連載されていたが単行本化はされておらず、約10年ぶりの復活となる。電子書籍には描き下ろしの短編「2017年の年金未納者ミャーキ」も収録された。

(2017/3/24 23:05)