「キンケシ」が6月下旬よりカプセル自販機に登場、“超デカキンケシ”も

ゆでたまご原作による「キン肉マン」のフィギュアシリーズ「キン肉マン キンケシ01」が、6月下旬より全国の玩具売場、量販店などに設置されたカプセル自販機に登場する。

1983年に発売された「キンケシ」は、1987年までに累計出荷数1億8000万個を記録するなど、社会的なブームとなった商品。その後も復刻版がグッズの特典や通信販売などで登場しているが、カプセル自販機で「キンケシ」が発売されるのは2008年より発売された「29周年記念キンケシ復刻版」以来となる。今回のシリーズでは、当時の造形師・廣田圭司氏の息子である廣田敬厚氏が原型監修を担当。当時の「キンケシ」を参考に、新たに金型を起こしている。

ラインナップは「キン肉マン」「ペインマン」「バッファローマン」「モンゴルマン」の4種に、2体セットで必殺技を再現できる「ネメシスドライバー」「アシュラバスター」2種を加えた全6種。「ネメシスドライバー」ではネメシスとロビンマスクの、「アシュラバスター」ではアシュラマンとテリーマンの対決を再現している。カラーリングはそれぞれペールオレンジ、赤、青の3色。当時のサイズより一回りほど大きい全高約46mmでのお目見えとなる。

なおプレミアムバンダイでは、本日6月2日より全高約450mmの「超デカキンケシ キン肉マン(フルカラーVer.)」の予約受け付けを開始。こちらは12月下旬より順次発送される。価格は1万584円。

バンダイでは今後も「キンケシ」をシリーズ展開していく予定。人気の超人はもちろん、新シリーズで登場した新たな超人までラインナップされるとのことなので、ファンは楽しみにしておこう。

ゆでたまご嶋田隆司コメント

ガシャポン40周年おめでとうございます。「キン肉マン」は今年で38年になります。ともに年月を重ねて今があると思います。「キンケシ」はトントン相撲や戦わせて実況遊びをするなど、いろいろな遊び方が出来るこの形状だからこそ、子どもの想像力をかき立て、受け入れられてきたんだと思います。新シリーズの「超人」も、今後もっと「キンケシ」になって発売されて欲しいと思っています。

廣田敬厚氏コメント

「キンケシ」がガシャポンで復活することが本当にうれしいです!造形師の手により、今回も素晴らしい仕上がりです。昔の子どもが楽しんだように、今の子どもたちにも遊んでもらえるといいですね。皆さん「キンケシ」の復活を楽しんでください!

廣田圭司氏コメント

「キンケシ」が産声をあげて34年が過ぎました。私自身にとりましては「キンケシ」の原型を懸命に刻んでいたよき時代を懐かしく思い出します。この度「キンケシ」の「超人」たちがカプセルで蘇ることになったそうですが、「キンケシ」をこよなく愛した方々と共に心から喜びたいと思っているところです。

(c)ゆでたまご・東映アニメーション

(2017/6/2 23:39)

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