映画「ミスミソウ」相場晄役は清水尋也!雪景色が血で染まる特報映像も解禁

押切蓮介原作による映画「ミスミソウ」の追加キャストが発表された。壮絶ないじめを受ける主人公・野咲春花を密かに支えるクラスメイト・相場晄役を、清水尋也が務める。

清水は本作を「暴力的且つグロテスクな表現が多く含まれていますが、そこに垣間見える切なさや儚さが、1番の魅力だと僕は思っています」と紹介。続けて「全ての根底にあるモノは『愛情』です。それぞれの抱く愛情が次第に歪んでいってしまう様を、繊細に表現していきたいと思いながら臨みました」と意気込みを語った。春花役の山田杏奈は、清水のおかげで撮影現場が「やりやすい雰囲気」だったと述懐し、「相場役が清水くんでよかったと何度も思いました」とコメント。そのほか大塚れな、中田青渚、紺野彩夏、櫻愛里紗、遠藤健慎、大友一生、遠藤真人らの出演も明らかとなっている。

キャストの発表に併せて、特報映像も解禁に。特報には春花の顔や白い雪が血で染まったカットなど、バイオレンスな展開を思わせるシーンが多数登場。映像のバックには、シンガーソングライター・タテタカコが歌う主題歌「道程」が流れる。映画「ミスミソウ」は2018年4月7日より、東京・新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。

山田杏奈コメント

清水くんはお芝居に対しての姿勢がいつも真剣で見習わせていただくことが沢山ありました。現場でも面白い話をしてくださってキャストみんなで盛り上がることがありながらも、視野を広く持っている方でした。そのおかげでやりやすい雰囲気になってる場面が多々あって相場役が清水くんでよかったと何度も思いました。特報映像を見ると撮影の時の雪の冷たさを思い出します。一面の雪の中に飛ぶ血は残酷だけどとても綺麗な画だなと思いました。スクリーンだとより一層伝わるものがあると思います。ぜひ劇場でご覧ください!

清水尋也コメント

相場晄役を演じました、清水尋也です。こうして皆さんにご報告出来る日を迎えられ幸せに思います。この作品には暴力的且つグロテスクな表現が多く含まれていますが、そこに垣間見える切なさや儚さが、1番の魅力だと僕は思っています。全ての根底にあるモノは「愛情」です。それぞれの抱く愛情が次第に歪んでいってしまう様を、繊細に表現していきたいと思いながら臨みました。内藤さんをはじめ、スタッフキャスト全員と精一杯作り上げた作品です。是非劇場でご覧下さい。

内藤瑛亮監督コメント

押切先生の原作を初めて読んだ時、僕は懐かしさを覚えました。スマホがない時代に娯楽なんて何もないクソ田舎へ産み落とされた少年少女の痛ましい青春は、自分自身の10代とも通じるところがありました。
映画化にあたり、凄惨な暴力の奥にある切実な感情を映し出そうとしました。そしてオーディションで選ばれた10代の俳優たちは、降り積もった雪のうえで血塗れになりながら、皆忘れがたい表情を見せてくれました。
僕にとって代表作と呼べる作品に仕上がったと自負しています。

押切蓮介コメント

雪が残る山奥は凍えるような寒さで、撮影見学にその場へ到着した10分後に自分は体調を崩しました。そんな厳しい撮影現場の中でキャストさんやスタッフさん達が撮影に挑んでいるのです。ろくに撮影現場に立ちあわず、ほとんどノータッチだった自分がここでコメントをする事におこがましさすら感じます。零号試写を見てそれだけ鬼気迫るものをこの映画に感じたからです。この映画に携わった方々に敬意を表します。

映画「ミスミソウ」

2018年4月7日(土)より全国ロードショー

スタッフ

監督:内藤瑛亮
原作:押切蓮介「ミスミソウ 完全版」(双葉社刊)
脚本:唯野未歩子
主題歌:タテタカコ「道程」(バップ)
制作プロダクション:レスパスフィルム
配給:ティ・ジョイ

キャスト

野咲春花:山田杏奈
相場晄:清水尋也
大谷凜香、大塚れな、中田青渚、紺野彩夏、櫻愛里紗、遠藤健慎、大友一生、遠藤真人、森田亜紀、戸田昌宏、片岡礼子、寺田農

(c)押切蓮介/双葉社 (c)2017「ミスミソウ」製作委員会

(2017/12/25 18:00)

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