「蟇の血」近藤ようこが作家・田中貢太郎の怪奇小説を視覚化

「五色の舟」「死者の書」など、近代文学のコミカライズ作品を多数手がける近藤ようこの最新作「蟇(がま)の血」が発売された。

「蟇の血」は怪談作家・田中貢太郎による同名小説のコミカライズ作品。高等文官試験を控えた青年・三島譲は、気晴らしにと訪れた海岸で子細ありげな女性と出会い、深い仲になってしまう。先輩に女性との今後を相談に行った三島はその帰り道、別の若い女に道を尋ねられ、彼女を家に送り届けることになるが……。同作は月刊コミックビーム(KADOKAWA)で連載された。

(2018/2/12 19:46)