舞台は奈良・東吉野村、元町夏央が描く旬の食事と里山暮らし「14歳の里山レシピ」

「南紀の台所」の元町夏央による最新作「14歳の里山レシピ 東吉野で、いただきます。」が、本日11月14日に刊行された。

本作は奈良県の山奥・東吉野村を舞台に描かれる料理コメディ。東吉野村で祖父母と暮らす14歳の少女・海青子(みあこ)はある日、東京から脱出してきた青年・祐と出会う。仕事も恋人も捨て、慣れない田舎暮らしを始めた祐に、里山の食材で作った料理を振る舞う海青子。不便さもあれど、穏やかに過ぎていく日々の中で、2人はやがて心を通わせて……。現在、東吉野村在住だという元町ならではの、同村の描写に注目だ。

(2018/11/14 15:10)

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