「ディエンビエンフー」イタリア語で出版、西島大介が望んだコンプリート版で

西島大介「ディエンビエンフー」のイタリア語版が、イタリアの出版社Bao Publishingによるレーベル・Aikenから刊行されることが決定した。

「ディエンビエンフー」は月刊IKKI(小学館)にて連載され、小学館から単行本計12冊が発売されている。1巻から6巻が第1部、7巻から10巻が第2部となっており、11巻以降は第3部に当たる内容となっていたが掲載誌の休刊にともない執筆中断。後に11巻、12巻の内容をリセットして新たに臨んだ続編「ディエンビエンフー TRUE END」計3冊が双葉社から刊行され、物語は完結を迎えた。イタリア語版は「ディエンビエンフー」10冊、「ディエンビエンフー TRUE END」3冊の全13巻として刊行。本来予定されていた流れで物語を追うことができることから、西島はイタリアで刊行される同書を“コンプリート版”と表現している。出版開始は2020年を予定。

西島は「ディエンビエンフー陥落の日」である本日5月7日にエッセイマンガ「アオザイ通信 NEVER END」の第4回をTwitterにて公開。「ディエンビエンフー」イタリア語版の出版経緯や、日本のマンガを取り扱うレーベル・Aikenの説明を行っている。

(2019/5/7 14:57)

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