舞台「REBORN!」新作にニーコ「第1弾よりも暑苦しく、重厚感ある」と自信

天野明原作による舞台「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE-vs VARIA partI-」が、本日6月14日に東京・シアター1010で開幕した。

これに先がけ、去る6月13日には囲み取材が行われた。囲み取材にはリボーン役のニーコ、沢田綱吉役の竹中凌平、獄寺隼人役の原嶋元久、山本武役の山本涼介、笹川了平役の上杉輝、ランボ役のKIMERU、XANXUS役の林田航平、S・スクアーロ役の高崎俊吾、ルッスーリア役の高木勝也、ベルフェゴール役の大海将一郎、レヴィ・ア・タン役の八巻貴紀が登壇。アニメでもリボーン役を演じていたニーコは、「今回上演する『ヴァリアー編』は、放送当時も熱の高さを感じたエピソードで第1弾よりも暑苦しく、重厚感のある仕上がりになっています」と挨拶する。

2018年に上演された前作について「まだ余裕がなかった」と振り返る竹中は、「今回は周りが見えているとニーコさんに褒められました」と笑顔を見せる。本作からの参加となった原嶋は「役者全員、素の部分がどこか役に近くて選ばれるべくして選ばれたんだな、というキャストが集まりました」と自信をのぞかせる。前後編で展開される「vs VARIA」について山本は、「僕演じる山本武と、高崎さん演じるスクアーロの戦いが今作のクライマックスです。後編につながるカッコいいバトルをお届けしたい」と意気込んだ。上杉は前編で4つの戦いが繰り広げられることに触れ、「僕は初戦なんですが、みんないろんな思いを持って戦うので、そのバックボーンも観てほしいです」と説明。5歳、15歳、25歳すべてのランボを演じるKIMERUは、「大変だけど、負けずにがんばります!」と宣言した。

本作で展開されるのは、ボンゴレ9代目ボスの息子・XANXUS率いるヴァリアーとツナたちのバトル。「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」初登場となるヴァリアーチームより、まずはXANXUS役の林田が「中学生のときに観ていた作品なので感慨深いです」としみじみしながら、「今回僕は戦わないのですが、最強のボスとして稽古場で積み上げてきたものを出し切りたいです」と述べた。そして高崎は「山本を殺す気でやっていきたい」、高木は「笹川と肉弾戦の初戦をやらせていただきます。マンパワーでどれだけできるか観てください!」、八巻は「5歳のランボとどう戦うのか、注目しててください」と、それぞれ劇中で戦うことになるキャストに絡めてコメントする。大海は「原作を読んでいた当時、一番怖くて大変な子だなと思っていたベルフェゴール役として出演できてうれしい」と語った。

最後にニーコは「『REBORN!』は令和の時代を迎えた2019年に、最新の技術や芝居で舞台化する意味のある作品。エンタテインメントとしても、大きなものをお見せします」と呼びかける。竹中は「前作を観て『リボステ』を好きになってくれた方々も、原作ファンの方々も、全員楽しんでもらえる作品になりました。最後まで死ぬ気でがんばります!」とアピールした。

「-vs VARIA partI-」は本日から6月23日まで東京・シアター1010、6月27日から30日まで大阪・リビエールホールにて上演。なお10月16日には、本作のBlu-ray / DVDが発売される。

「家庭教師ヒットマンREBORN!」theSTAGE-vs VARIA partI-

東京公演

日程:2019年6月14日(金)~23日(日)
会場:シアター1010

大阪公演

日程:2019年6月27日(木)~30日(日)
会場:リビエールホール(柏原市民文化会館)

スタッフ

原作:天野明「家庭教師ヒットマンREBORN!」(集英社 ジャンプ コミックス刊)
演出・脚本:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)

キャスト

リボーン:ニーコ
沢田綱吉:竹中凌平

獄寺隼人:原嶋元久
山本武:山本涼介
笹川了平:上杉輝
ランボ:KIMERU
雲雀恭弥:岸本勇太

XANXUS:林田航平
S・スクアーロ:高崎俊吾
ルッスーリア:高木勝也
ベルフェゴール:大海将一郎
レヴィ・ア・タン:八巻貴紀
マーモン:甲斐千尋
ゴーラ・モスカ:横田遼

ディーノ:山田ジェームス武
コロネロ:深澤大河

沢田家光:河合龍之介
バジル:前田大翔
山本剛:石田佳央
笹川京子:伊藤優衣
三浦ハル:本西彩希帆 ほか

※高崎俊吾の高ははしご高、崎は立つ崎が正式表記。

(c)天野明/集英社 (c)『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE製作委員会

(2019/6/14 14:12)

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