ときめきが止まりません!道明寺&つくしが歌って踊る、宝塚版「花より男子」開幕

神尾葉子原作による宝塚歌劇花組「TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『花より男子』」が、本日6月15日に東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕。これに先駆けて、昨日14日に通し舞台稽古と囲み取材が実施された。

オープニングでは原作イラストを使用した映像が舞台に映し出される中、F4の面々が登場。華やかなパフォーマンスで会場を一気に惹きつける。劇中には「ありえないっつーの!」「まーきのっ」といったお馴染みのセリフが登場。道明寺が「雲泥の差」を「ウンドロの差」、「プライド」を「プライバシー」と言い間違えるなど、原作ファンの心をくすぐる描写も取り入れられた。

通し舞台稽古のあとに行われた囲み取材には、道明寺司役の柚香光と牧野つくし役の城妃美伶が出席。宝塚版「花より男子」の見どころを問われた柚香は、本作がミュージカルであることを挙げ、「こんなに急に歌ったり踊ったりする道明寺司と牧野つくしは、なかなかいないのでは」と笑顔を見せる。柚香は出演にあたってマンガを読み返したと話し、自身の演じる道明寺の印象を「なんてかわいい奴なんだ」とコメント。続けて「もし弟だったらきっと面倒を見てしまうだろうなと、愛おしく感じます」と語った。

一方の城妃は「演じている私もときめきが止まりません!」と本公演をアピール。「男役さんが演じるF4を見て、少女マンガの世界を感じて」「皆様にはぜひ、牧野つくしになった気持ちでご覧いただきたいです」と呼びかけた。つくし役を演じることについては「このお役に出会えたのは、私の人生にとって大きな出来事。いろいろなお役をいただいてきましたが、牧野つくしと出会うためにこれまでがあったのかもしれない、と思っています」と感慨深げに語り、「つくしさんはすごいエネルギーを持っていて、周囲を巻き込む力がある。そこを魅力的に演じられたら」と意気込んだ。

「TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『花より男子』」の公演は7月2日まで。なお6月29日15時30分からの公演はライブビューイングが実施される。チケットの一般発売は6月22日11時。会場となる映画館など、詳細は公式サイトで確認を。

宝塚歌劇花組「TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『花より男子』」

期間:2019年6月15日(土)~7月2日(火)
会場:東京・TBS赤坂ACTシアター

原作:神尾葉子「花より男子」(集英社マーガレットコミックス)
脚本・演出:野口幸作

キャスト

道明寺司:柚香光
牧野つくし:城妃美伶
美作あきら:優波慧
花沢類:聖乃あすか
西門総二郎:希波らいと
ほか

(2019/6/15 18:30)

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