表舞台には出てこないけどすごいやつを目指す「陰の実力者になりたくて!」1巻

逢沢大介の小説を坂野杏梨がコミカライズした「陰の実力者になりたくて!」1巻が、本日7月26日に発売された。

月刊コンプエース(KADOKAWA)で連載中の「陰の実力者になりたくて!」は、主人公でもラスボスでもなく陰ながら事件に介入し圧倒的な実力を見せつけていく存在「陰の実力者」になりたいと幼い頃から願い、そのための努力をしてきた男が異世界転生をするコメディ。転生した主人公シド・カゲノーは幼くして圧倒的な力を身につけるが、「陰の実力者」となるため凡才のふりをして周囲を欺いていた。そんな中で「悪魔憑き」と呼ばれる奇病にかかった少女を助けたシドは、その病気は実は魔人ディアボロスの呪いで、世界の裏側では「ディアボロス教団」という組織が暗躍しているというその場で考えた嘘を吐き、世界のために陰ながら戦うという設定に彼女を巻き込む。自分で考えた設定を楽しんでいるつもりが「ディアボロス教団」が実在し、彼に助けられた少女が知らぬ間に組織を巨大化させていたことから物語は動き出す。

(2019/7/26 15:07)

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