「戦争は女の顔をしていない」小梅けいとによるコミカライズ版1巻が発売

速水螺旋人監修による小梅けいと「戦争は女の顔をしていない」1巻が、本日1月27日に発売された。帯には富野由悠季が推薦文を寄せている。

「戦争は女の顔をしていない」は、第二次世界大戦従軍女性たちを取材したジャーナリストのスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチによるインタビュー集のコミカライズ版。第1話では兵士の服を洗う洗濯部隊の政治部長代理に任命された女性のエピソードが展開され、特別な石鹸を使うため手の爪が抜けてしまい「もう二度と爪が生えてこないような気がしたものです」と語られる。また戦争に愛する者を奪われてしまった女性は、合同埋葬されることを拒み故郷へ夫の死体を持って帰ろうとして狂人扱いを受けたと話す。1巻には7話分が収録された。同作はKADOKAWAのWebマンガサイト・ComicWalkerで連載中。

(2020/1/27 16:17)

関連作品