井上三太のデビュー30周年を記念した画集、従兄弟・松本大洋との対談も

井上三太のデビュー30周年を記念した画集「井上三太画集 SARU」が発売された。

「井上三太画集 SARU」には井上のデビュー作から最新作まで、全マンガ作品の中から選りすぐりのコマや扉絵、カバーイラスト、イラストワーク、ラフ画などを全384ページにわたり掲載。アメリカ・ロサンゼルスを舞台にした未発表の新作マンガ9ページや、2021年連載開始予定の最新作「惨家」のカットも先行して収められる。さらに井上の従兄弟である松本大洋との対談も収録。浅野いにおからは帯に「絵から生命が溢れてる。孤高、そして唯一無二。」とコメントが寄せられた。

また画集と併せて、50歳を超えてアメリカに家族で移住した井上がフルカラーで描くコミックエッセイ「三太のLAライフ」の単行本も発売。移住の手続きや英語の習得、生活のトラブル、そしてアメリカの常識や流行についてが綴られている。同作は全米で配布されているフリーマガジン・LA LA LAで連載中だ。

(2020/12/1 12:29)

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