セーラームーンEternal前編は明日公開、三石琴乃「トキメキと月のパワーを受け取って」

武内直子原作によるアニメ「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』前編」の公開直前プレミアイベントが1月6日に実施され、キャストの三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、菜々緒が登壇した。

「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』」はアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」の第4期「デッド・ムーン編」を描く作品。前編は明日1月8日、後編は2月11日に公開される。新シリーズ初の劇場版公開について、スーパーセーラームーン/月野うさぎ役の三石は「セーラー戦士たちが大画面で見れることが今から楽しみでしょうがないです。トキメキ、切なさ、苦悩、それを打ち破る強さなどキラキラした宝石がギュッと詰まった作品になってます」と自信を覗かせた。

映画の見どころについて、スーパーセーラーマーズ/火野レイを演じた佐藤は「まさに、観たかった『セーラームーン』がここにある!という感じでした。普通の女の子としての日常や悩み、それぞれのバックボーンも描かれていて本当に盛りだくさんです」とコメント。またスーパーセーラーヴィーナス/愛野美奈子役の伊藤は「セーラー戦士1人ずつの成長のドラマ。悩みや葛藤を乗り越えるところをぜひ注目してほしいです。ひとりひとり丁寧に描いていただいたので、瞬きしないで観ていただきたいです」とアピールする。

「皆さんにとって『美少女戦士セーラームーン』とは?」という質問に対し、スーパーセーラーマーキュリー/水野亜美役の金元は「物心ついたころからずっと“生活の一部”です。セーラームーンの机やカバン、文房具など一緒に生活していました。大人になってからも、支えられています」と熱い思いを語り、スーパーセーラージュピター/木野まこと役の小清水は「“成長をくれる存在”。セーラームーンから仲直りの仕方、恋、戦う力……いろいろなことを教えてもらいました。演じていて学ぶことが多い作品です」と気持ちを明かす。さらにスーパーセーラーちびムーン/ちびうさ役の福圓は「永遠の憧れです。セーラー戦士たちの年齢とっくに追い越しているんですが、いつまでも憧れのお姉さんのような。いつかああなりたいな、と今でも思っています」と続けた。

そして「美少女戦士セーラームーン」のファンであり、映画ではセーラー戦士たちの前に立ちはだかるラスボス・ネヘレニア役を演じた菜々緒は、自身が演じたネヘレニアについて「今まで強いキャラクターや悪役を演じることが多かったので経験の集大成として演じられたと思います。ネヘレニアの役がいただけなければ、うさぎちゃんと会話する世界線には来れなかったので本当にうれしいです」と喜びを露わにする。さらに「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』」への出演について「ありきたりな感想なんですが、本当にうれしくて。アフレコのときもセーラームーンと対話するシーンではお芝居をしなくてはいけないのに泣きそうになっていました。今日もこうしてセーラー戦士の皆さん、そして何より三石さんとお話ししていると、奥にうさぎちゃんが見え隠れして、話すだけで感無量です」と感動を言葉にすると、三石からは「私もこうやってお会いできて、本当にうれしいです!」とアクリルパネル越しに手を重ねあい互いに歓喜するワンシーンもあった。

最後、三石は「年が明けて一気に状況が変わってとてもドキドキしました。映画館では感染対策を万全にして、楽しみにしてくださっている方にはやく楽しんでいただきたいです。今作のテーマは『夢』。夢に向かってがんばっている人、一度休んで次に向かって考えている人も、映画を観て自分の足で一歩踏み出せるようなパワーをもらえると思います。ぜひトキメキと月のパワーをスクリーンから受け取ってほしいです」と語りイベントを締めくくった。

「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』」

前編:2021年1月8日(金)公開
後編:2021年2月11日(木・祝)公開

スタッフ

原作・総監修:武内直子
監督:今千秋
脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:只野和子
音楽:高梨康治
アニメーション制作:東映アニメーション、スタジオディーン
配給:東映

キャスト

三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、野島健児、皆川純子、大原さやか、前田愛、藤井ゆきよ、広橋涼、村田太志、中川翔子、松岡禎丞、渡辺直美、菜々緒

(c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」製作委員会

(2021/1/7 13:13)

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