第25回手塚治虫文化賞、マンガ大賞最終候補の9作品発表

朝日新聞社が主催する、第25回手塚治虫文化賞のマンガ大賞最終候補作品が発表された。

ノミネートされたのは椎名うみ「青野くんに触りたいから死にたい」、山本美希「かしこくて勇気ある子ども」、吾峠呼世晴「鬼滅の刃」、芥見下々「呪術廻戦」、山田鐘人原作、アベツカサ作画による「葬送のフリーレン」、笹生那実「薔薇はシュラバで生まれる【70年代少女漫画アシスタント奮闘記】」、平塚柾緒(太平洋戦争研究会)原案協力による武田一義「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」、白井カイウ原作、出水ぽすか作画による「約束のネバーランド」、山下和美「ランド」の9タイトル。候補作は8人の社外選考委員による投票と、書店員、マンガ関係者、読者による推薦によって選ばれており、関係者推薦の得票1位は「鬼滅の刃」が獲得した。結果は最終選考委員会を経て4月下旬頃に、朝日新聞紙上と朝日新聞デジタルで発表される。

なお社外選考委員として新たにタレントの高橋みなみ、ライターで東北芸術工科大学芸術学部講師のトミヤマユキコ、芸人・マンガ家の矢部太郎の3人が就任した。このほかマンガ大賞をどの候補作品が受賞するかを予想する読者投票も実施しており、大賞受賞作に投票した方から抽選で25人に記念品がプレゼントされる。応募方法の詳細は特設サイトで確認しよう。

(2021/2/26 11:56)

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