私とペット 第30回 白浜鴎×ポーター・ベルマン

「おうち時間をともにする愛するペットを、思う存分自慢してもらいたい!」をテーマに展開中の、コミックナタリーのコラム連載「私とペット」。第30回は「とんがり帽子のアトリエ」などで知られる白浜鴎が、愛犬のポー&ベルとともに登場。「自分がペットを迎えるのであれば保護犬の里親になりたいとずっと考えていた」という白浜に、2匹との日々を語ってもらった。

取材・構成 / 増田桃子

名前

ポーター(ポー)
ベルマン(ベル)

種別

雑種犬

誕生日 / 年齢

ポーター:6月13日生まれ、3歳。
ベルマン:10月1日生まれ、1歳。

初めて出会った日の思い出

ポーターは譲渡先の団体まで車で迎えに行きました。最初はおそるおそるケージから様子をうかがっていましたが、すぐに慣れて玩具や家具を齧りまくる立派な破壊魔に……。成犬になった今もクールに玩具を破壊しています。ベルはトライアルで来たその日からポーに懐きまくりで、背中に顎を乗せて寝ている姿は本当に兄弟みたいでした。あっという間に我が家に馴染み、調子に乗って大暴れしては我慢できなくなったポーに首を甘噛みされて怒られています。

好きな食べ物

2匹とも食いしん坊で、あげるご飯はなんでも好きですが特に納豆は大のお気に入りみたいです。食べ終わってもずっと口を舐めていてすごくかわいい。舌舐めずりの回数で好物の度合いを図っています。

好きな遊び

ワンプロ(犬同士のじゃれあい)が大好きで、毎日庭で戦っています。玩具で遊んでいても結局は取り合いになってワンプロになるので、やりすぎにならないように見守っています。

チャームポイント

ポーは前脚だけ履いてるように見える白靴下と、ツヤツヤでサラサラの黒い毛並みが綺麗で魅力的です。でも全身ありとあらゆる所がかわいいんだよなあ。ベルはちょっと困ってる表情に見える目頭の模様と、美味しそうなグレーベージュ色の背中が絶妙でたまりません。でも全身ありとあらゆる所がかわいいんだよなあ。

好きなところ

彼らがドッグランで全力で疾走しているときの美しい姿、ずっと見ていても飽きません。また自由に旅行できるようになったら、もっといろんな所に連れて行ってあげたいです。

定番の過ごし方

ポーはいつも私のベッドで我が物顔で寝ています。私が疲れて休憩したり、お昼寝するときはちょっとだけ場所を開けてくれます。ベルは何をしていても私から離れようとしないので、仕事場のソファに定位置を作ってあげました。そこでいつも寝ています。

ペットに対する思い

穏やかでクールで時々破壊魔のポーと、やんちゃで無邪気だけど慎重で臆病なベル、苦労することもありましたが、うちに来たのがこの子たちでよかったと思っています。可能な限り楽しく安心して生活してほしいし、この家で幸せだったなと思ってほしい。本当のところはわからないですけどね。どうなんだい君たち。

読者へのメッセージ

自分がペットを迎えるのであれば保護犬の里親になりたいとずっと考えていました。1匹でも悲しい運命の犬がいなくなることと、たくさんの犬を見てきた保護団体さんに性格や相性などを相談しながらお迎えする子を検討できるというのが一番の理由です。これから人生の相棒、新しいペットを迎え入れることを考えている人がいたら、保護犬や保護猫なども選択肢のひとつとして検討していただければ幸いです。ポーターとベルマンの生活はインスタグラム(@porter0613)で発信しているので、ご興味があればぜひ。

白浜鴎(シラハマカモメ)

東京藝術大学デザイン科を卒業後、フリーのイラストレーター、マンガ家として活動。マーベルコミック、DCコミックなどの表紙も手がける。現在、モーニング・ツー(講談社)にて「とんがり帽子のアトリエ」を連載中。単行本は9巻まで発売。

(2021/10/15 15:00)

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