実写映画「嘘喰い」斑目貘と出会い人生が変わっていく梶隆臣役は佐野勇斗

迫稔雄原作による実写映画「嘘喰い」で、佐野勇斗が梶隆臣役を演じることがわかった。

「嘘喰い」は正体不明の天才ギャンブラー・斑目貘が、日本の財政界を牛耳る闇組織・賭郎に挑む物語。映画では貘を横浜流星が演じる。佐野扮する梶は、借金を抱えうまくいかない人生を嘆いていたが、貘と行動をともにするうちに賭けに魅了されていき、次第に彼の相棒となっていく役どころだ。

佐野は梶を演じるうえで意識したこととして、「原作ファンの方が違和感を感じない様に、でも自分にしかできない梶を、という二つをいい塩梅でミックスできるように心掛けていました」とコメント。「現実世界ではあり得ない非日常的な世界観をどう表現するのか監督と相談する中で、一つ一つの表情やセリフの言い回しを少し立てるなど、いつもより大きな芝居でつくっていきました。全編通して見どころなのですが、僕の中で森のシーンは流星君ともたくさん相談しながら撮ったシーンなので、是非注目していただきたいです」と見どころを述べている。

映画「嘘喰い」は2022年2月に全国で公開。「リング」「スマホを落としただけなのに」「事故物件 恐い間取り」の中田秀夫が監督を務める。

佐野勇斗(梶隆臣役)コメント

梶隆臣という人物を理解したうえで、原作ファンの方が違和感を感じない様に、でも自分にしかできない梶を、という二つをいい塩梅でミックスできるように心掛けていました。
そして何より、梶はキャラの濃い登場人物達の中で、唯一観客の皆様に近い存在だと思うので、より共感していただける様に監督と話し合いました。現実世界ではあり得ない非日常的な世界観をどう表現するのか監督と相談する中で、一つ一つの表情やセリフの言い回しを少し立てるなど、いつもより大きな芝居でつくっていきました。全編通して見どころなのですが、僕の中で森のシーンは流星君ともたくさん相談しながら撮ったシーンなので、是非注目していただきたいです。
流星くんと斑目貘という人物は凄く共通点があるなあ、と近くで演じさせてもらっていて思いました。いつも自信があってかっこいい背中を見せてくれる、ついて行きたくなる様な存在なのですが、でもどこか危なく、愁のあるオーラを出す。流星君だからこそできる斑目貘だなと日々感じていました。バディを組ませて頂いているのですが、休憩中もずっといろいろなお話をして仲良くさせていただいて、貘と梶のバディ感を作る上でとても助かりました。流星くんのカリスマ性、凄かったです。

映画「嘘喰い」

スタッフ

原作:迫稔雄(「嘘喰い」集英社ヤングジャンプコミックス刊)
監督:中田秀夫
配給:ワーナー・ブラザース映画

キャスト

斑目貘:横浜流星
梶隆臣:佐野勇斗

(c)迫稔雄/集英社 (c)2022 映画「嘘喰い」製作委員会

(2021/10/13 06:00)

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